萌え、原意是发芽。到了御宅那里就是アニメ・漫画・ゲーム等様々な媒体における対象に対する、ある種の感情(好意や傾倒、執着、興奮など)を表す隠語・俗語
「萌え」とは、その主たる話者達(いわゆるオタク層)が、様々な対象に対して向ける様々な感情を表すと同時に、それらを総称する言葉である。
様々な対象と様々な感情の典型例には、以下のそれぞれを代表として挙げられる。
対象
アニメ・漫画・ゲームといったフィクションに登場する架空のキャラクターなど
感情
疑似恋愛的な好意や愛着、もしくは純粋な好意や愛着、フェティシズムや萌え属性に関わる嗜好や傾倒など
ただし、原則として定義を持ちえない俗語であり、話者各々の後付け解釈によってありとあらゆる意図・意味での用い方をされうる用語である。文脈によって意味が異なる感情を表した語の例としては、愛しさなどを参照されたし(感情の一覧)。
例えば、その客体となる対象は「架空のキャラクター」に限らず、俳優など実在の人物であったり、人以外の動物や無生物、無形の概念(音楽など)であったりと、多様性に富む。また、主体的に感じる感情の内容は、大掴みに一般語で言い換えるなら「何かに魅力を感じること」や「魅力を感じることで興奮すること」などとも説明でき、魅了された時の気分や、その際の快よさを広く表すことのできる言葉が「萌え」であるという理解で、概ね間違いは無い。
上記のように「魅力を感じること」という、一般的で広い意味でも用いられるが、その用例が「架空のキャラクターへの恋愛感情」に代表(集約)されることも多いため、フィクション寄りでセクシュアリティ寄りのイメージが込められやすい、という一面も存在する。
例えば、実在の存在に対して用いたとしても、「対象があたかも架空の存在であるかのように偶像化して扱う」傾向が強まり、また同性に対して用いる時も、ただの好意を示すだけでなく「(冗談も交じえて)疑似同性愛的な好意を臭わせる」ケースなども良く見受けられる。日本語で「好き」「愛してる」などと口にすると、恋愛感情を連想させる(それらの言葉が、告白の場面で用いられることが多いため)のと似たような傾向である。
一般語としての「魅力を感じること」と、オタク用語である「萌え」の間にある細かな差異としては、「萌え」が俗語(隠語、ジャーゴン)であるがゆえに「この用語の意味を解する者だけに言葉を伝えよう」という、言葉の指向性をはらむという要素がまずあり、またオタクが用いるとされる言葉である以上、その話者はある種の「オタクっぽさ」を周囲に感じさせやすい、という点も考えられる。
「感情」を表す言葉ではなく「対象そのもの」や「ジャンル(文化、業界など)」を指す代名詞として「萌え」と名付けるケースもあり、「これって『萌え』なんでしょ?」といったように、一種のレッテル貼りとして機能することもある(そのレッテル貼りは発言者の先入観に左右されやすく、意味合いは一定しない)。また、上記の統語論における「自動詞としての萌える」を名詞化したような用法もありうる(その場合は、話者にとって「魅力を感じさせるもの」を意味する言葉となる)。
元々、男性による使用例が主であったが、現在では男女問わず用いるユニセックスな言葉として定着している。実際、話者と同性のキャラクターに対して用いるだけでなく、性別とは無関係に、キャラクターの部分的な特徴(容姿や性格など)や、キャラクターにまつわるストーリーやシチュエーション、カップリングなどの諸要素に向けて用いるケースまで様々な使用例がある。それらの適用範囲は広く多彩であるが、その嗜好には一定のパターンが発見できるという見解もある(詳しくは萌え属性を参照)。
「萌え」の実態について論ぜられる場では、性的な興奮を催すものや、フェティシズム(フェチ)との近似ないし差異が述べられることも多く、差異を述べる側からは様々な意見があって個々の主張が絶えない問題でもある。
また、一般マスコミ(もしくは特定の著名人など)が先導するような形で「萌え」という言葉が用いられることに対し、「先入観や誤解を広めるもの」として抵抗を覚える者も多いと思われるが、それを「誤用」と片付けるのではなく、そのような用法をも視野に入れた上で、意味論を考慮しなければならないのが現状であるとも言える。
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